わたしは2018年にメインブログを始めてから、まもなく4年を迎えます(当ブログはサブブログ)。
トータルで1,000記事以上を書き上げ、はてなブログ界隈で500を越えるブログの栄枯盛衰を見てきました。
ブログは、
「始めた人の9割が、1年以内に辞めてゆく」
世界。ブログが続かない人には、やっぱり共通点があります。
向いていない人の特徴を知ることで、“向いている”人間に変わればいい。そんな思いでこの記事を書きました。
だから続かない! ブログに向いていない人の特徴とは?
1.“承認欲求”が強すぎる人
「誰かにホメてもらいたい」、「“いいね”が欲しい」という気持ちは、ブログ運営者なら誰でも持っている感情です。それがモチベーションに繋がるなら、プラスに働くこともあります。
しかし、“承認欲求”も度が過ぎると、読者さんから引かれてしまいます。下図の赤で囲った部分を見てください。
実をいうと、検索ページからやってくる一般の読者さんは、書き手が誰かなんて、そこまで興味はありません。
ところが、ブログ運営者は、ついつい自分のことをアピールしてしまいがち。
アクセスを集めたい一心で、読者さんに関係ないパーツでブログを埋め尽くしてしまうのです。
【 ブログ運営者の自己主張が強すぎる=読者さんを第一に考えていない 】
このように承認欲求が強い人は、ブログ村ランキングで上位を取ったり、はてなスターをもらえているうちは頑張って更新できます。
しかし、ひとたび評価をもらえなくなると、途端にやる気をなくしてしまいます。更新が止まりやすいタイプなのです。
2.お金だけが目的の人
「月収5万は稼ぐぞ!」
「収入の柱を増やしたい!」
こんなモチベーションでブログを始めることは、悪いことではありません。
しかし、ここ数年でアフィリエイトの世界も様変わりしました。マーケティングの知識を持った企業サイトが、本腰を入れて参入しています。
加えて、2018~2019年にかけて行われたGoogleのコア・アップデートの影響により、
「企業情報を公開し、運営歴が長く、監修がついた企業サイトのページ」
が圧倒的に有利となっています。
いま、個人ブログは、ものすごく集客が難しいです。お金だけが目的だと、あまりの厳しい現実に打ちのめされるでしょう。
何でも構いません。お金だけでなくプラスアルファ、別のことにもやりがいを見出せるようにしたほうがいいです。
3.毎月のように運営報告をする人(≒すぐ他人と比較してしまう人)
不思議なことに、これをやっていると“十中八九すぐにブログを辞めてしまう”、という法則があります。
それは、「毎月のように運営報告をすること」です。
運営報告は、うまくいっている時は本人にとって楽しい行為。しかし、“いいね”をくれる読者さんすべてが、手放しでホメているとは限りません。ときには、妬まれます。
また、アクセスも収益も下降気味だと、運営報告が苦痛になります。恥をさらしているような気分となり、ブログの継続そのものが難しくなってゆくのです。
運営報告をする人は、他人のアクセスも気になる人。
うまくいっている人を見ると、ときに嫉妬し、ときに自分に失望してしまいます。
アクセスなんて、浮き沈みがあって当たり前。他人と比較するのもよくないし、過去の自分と比較するのも意味のない行為です。
どうしても運営報告をやるなら、「開設から1年目」とか「300記事達成!」とか節目だけにやったほうがいいでしょう。
ブログに向いている人の特徴とは?
ブログに向いてる人・・・これは、たったひと言に集約されます。
“マイペースな人”です。
読者登録が少なくても気にしない。他人が毎日更新しても、自分は自分。すぐに収益が出なくても、コツコツ記事を書き続けられる・・・
ブログ運営は、うまくいかなくて当たり前。
Googleアップデートを被弾してアクセスが半減したり、自信満々であげた記事がまったく読まれなかったり・・・
こんな状況にも一喜一憂しない人。周囲に不満をまき散らさない人。そんな“マイペースな人”がブログ運営に向いています。
まとめ
ここに挙げたのは、あくまで傾向です。
向いてない人の特徴に当てはまったからといって、気にする必要はありません。徐々に自分を変えていけばいいので。
ただ、ひとつだけ意識すべきことがあります。それは、
「まずは読者さんのために書く」
ことです。
SEOの本質は、“誰かの役に立つ記事を書く”ことです。これを意識できていれば、きっと読者さんを獲得できるはずです。