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【徹底比較】東京しごとセンターとハローワークの違いは?どんなサービスを受けられる?

【徹底比較】東京しごとセンターとハローワークの違いは?どんなサービスを受けられる?

転職するにあたって仕事を探すとき、就職サイトや民間の転職エージェント、公共の就職支援サービスを利用する方法があります。

公共の就職支援サービスである「東京しごとセンター」と「ハローワーク」の違いを比較します。

 

この記事では、フリーターや既卒のかたが、ハローワーク以外で仕事を探す方法についてお伝えします。

【徹底比較】東京しごとセンターとハローワークの違いは?どんなサービスを受けられる?

「東京しごとセンター」と「ハローワーク」のおもな違いです。

(※ 表は左右←→にスクロールできます)

  東京しごとセンター ハローワーク
運営元 東京しごと財団(都の指定管理財団) 厚生労働省
設置場所 東京都千代田区飯田橋 各都道府県
対象年齢 ヤングコーナー(29歳以下)
ミドルコーナー(30~54歳)
シニアコーナー(55歳以上)
制限なし(ただし、年齢制限つきの求人もあり)
受けられるサービス

求人紹介
就職セミナーや企業説明会
面接対策や応募書類の添削(セミナー)
パソコン講座やビジネスマナーのセミナーあり

専任アドバイザーがつく

求人紹介
面接対策や履歴書の添削
就職セミナーの開催
雇用保険の手続き

職業訓練

利用時間

平日:9:00~20:00

土曜:9:00~17:00

平日:8:30~17:15

(一部、土曜日や平日夜間も営業)

利用料 無料 無料

 

「ハローワーク」では、おもに

  • 求人紹介
  • 雇用保険
  • 職業訓練

といったサービスが受けられます。

職業訓練には、離職者・在職者・学校卒業者向けに行われるものがあります。たとえば、金属加工や自動車整備、事務などが学べます。

【参照】ハローワークのおもな取り組みと実績

また、セミナーや細かなサービスは各ハローワークによって異なりますので、お住まいの地域のハローワークで確認してください。

【参照】全国ハローワークの所在案内|厚生労働省

ただし、ハローワークでは「求人紹介」がメイン。キャリア相談やセミナーはあくまで補足的なサービスです。

 

「東京しごとセンター」は、飯田橋にある公共の就職支援サービス。都内での就職をめざす人を対象にしています。

(※ 都内での仕事を探しているなら、他県からの利用も可能)

グループワークを通じたコミュニケーション・スキルの向上を図るグループワーク、ビジネススキルアップ研修など、セミナーが充実しています。

また、専任の就職支援アドバイザーがつくのが、大きな特徴です。キャリアカウンセリングで就職活動にあたっての不安を聞いてもらったり、各種セミナーやイベントを案内してもらったり・・・

担当者がついてサポートしてもらえるのは心強いです。

「ハローワーク」ご利用の流れ

【徹底比較】東京しごとセンターとハローワークの違いは?どんなサービスを受けられる?

ここでは、初回利用の手続きから求人に応募するまでの流れを説明します。

  • 「求職申し込み書」への記入
  • 「ハローワークカード」の発行
  • 求人応募
  • 応募書類の作成

 

1.「求職申し込み書」への記入

まず、最寄りのハローワークに行き、総合受付にて「求職申し込み書」に記入して提出します。

〈求職申し込み書 おもな記入項目〉

・氏名

・生年月日

・住所

・希望職種

・希望する就業形態(正社員、契約社員、パートなど)

・希望の賃金

・学歴や資格

・これまでの経歴

パソコンに不慣れなかたや求職情報をどう書いたらいいかわからないかたは、職員に聞くことができます。

また、インターネットで事前に仮登録しておくと、手続きの手間を省くことができます。

【参照】求職申し込み手続きのインターネット登録(仮登録)

2.「ハローワークカード」の発行

求職申し込み書が受理されると、窓口で「ハローワークカード」を発行してもらえます。いちどハローワークカードを発行すると、全国のハローワークをスムーズに利用できるようになります。

3.求人応募

ハローワークには、「求人端末」と呼ばれる情報端末(パソコン)が設置してあります。求人情報を検索できるだけでなく、求人票を印刷することもできます。

受け付けで番号が書かれたカードをもらい、所定の番号の端末を使います。

利用料は無料です。

4.応募書類の作成

応募したい求人が決まったら、印刷して窓口に提出します。職員に、面接日や応募企業の所在地が書かれた「紹介状」を発行してもらいます。

履歴書や職務経歴書を準備し、紹介状を応募書類に入れ、郵送します。

「東京しごとセンター」ご利用の流れ

【徹底比較】東京しごとセンターとハローワークの違いは?どんなサービスを受けられる?

ここでは、初回利用の手続きから求人に応募するまでの流れを説明します。

  • 「利用申込書」に記入
  • 初回カウンセリングを受ける
  • 履歴書と職務経歴書に登録

1.「利用申込書求」に記入

1回の総合相談受け付けで、「利用申込書」に記入します。

2.初回カウンセリングを受ける

 「しごとセンターカード」を発行してもらい、施設の利用方法について説明を受けます。その後、カウンセリング窓口に案内され、初回カウンセリングを受けます。

セミナーや合同説明会を紹介してもらったり、求人情報の提供を受けることができます。

3.履歴書と職務経歴書に登録

ミドルコース(30~54歳)であれば、履歴書や職務経歴書を登録します。専任アドバイザーとの面談を予約したり、登録者専用マイページ(P-Job)から求人応募します。

 

💡

東京しごとセンターでは、年齢によって初回カウンセリング後の流れが異なります。

 

ヤングコーナー(29歳以下)の流れ

セミナー&イベント ➤ 職業紹介 ➤ 求人応募 ➤ 就職決定 ➤ アフターフォロー

ミドルコーナー(30~54歳以下)の流れ

 セミナー&イベント ➤ 求人応募&面接 ➤ 就職決定 

シニアコーナー(55歳以上)の流れ

セミナー&イベント ➤ 求人応募&面接 ➤ 就職決定 ➤ アフターフォロー

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ハローワークは地元の就職に強い、東京しごとセンターは都内の就職に強い、というメリットがあります。

しかし、ハローワークの求人掲載は無料です。このため、企業がお金を払って求人情報を載せている転職エージェントや求人サイトに比べると、選べるお仕事が限られてきます。

lance.entafukuzou.com